木造住宅はメリットがたくさん
昔から日本の建築では「木造」が主流でした。最近では鉄筋コンクリートや、鉄筋鉄骨コンクリート住宅なども増えていて強度面などで大きなメリットもあり人気が高くなっていますが、木造住宅にも大きな特徴があります。木造建築は鉄筋建設よりも安く仕上げることができ、棟上げが早く済みます。
また、鉄筋などに比べると間取りの自由度が高いので設計の幅が広がります。そして木には調湿効果があるので梅雨時期にも快適に過ごすことができ、熱伝導率も鉄筋コンクリートに比べると低いので四季のある日本ではもう木造住宅の方が快適に過ごすことができるのです。
鉄筋建築の方が耐火性に優れていると思いがちですが、木造住宅も火に強いのはご存知ですか?木造は一度燃えてしまっても「芯」の部分にまで火が到達するのが遅く、強度を落としにくいのですが、鉄は火災などで燃えてしまうと急激に強度が落ちてしまいます。
鉄筋コンクリート住宅は地震に耐えれるような頑丈さがありますが、木造住宅には木特有の「しなり」で地震の揺れを受け流すことができます。最近の住宅にはしっかりと耐震性も備わっているので木造住宅でも安心です。木造にも鉄筋にもメリット、デメリットがありますがどちらもとても魅力的ですのでそれぞれの特徴を理解したうえで工法を選択しましょう。